私が大切にしているのは、「美味しくて鮮度の良いりんごを届けること」です。

摘果や葉とりなどの作業は適切な期間に行い、果実の熟度を見極めて収穫しています。
毎年、前年の様子をふまえて作業の適正化、肥料・薬剤の選択、土壌の改良などを行うことで品質の向上に取り組みますので、ご期待ください。

• 農薬への配慮

  農薬は青森県の指針のもとに適正量を適期に散布しています。薬剤の選択は、できるだけ使用回数を少なくできるよう成分や効用を比較した上で行っています。肥料は、板柳町の土壌が肥沃であることをふまえて、使用を限定しています。

• 品種の選定

  品種については、現在市場に出回っている生食としてスタンダードな品種と、加工に最適な品種を取り扱うことで、幅広い方にりんごを活用してもらえるようにしています。また、現在はあまり見かけなくなった希少品種の継承も行う予定です。

• 環境づくり

  りんごは苗木から育てると、それなりの量が収穫できるまでに10年かかります。そのため早い時期から栽培を始めることで、品種の多様化、園地の整備、栽培方法の検討・実践を長期間にわたり実現できるようにしたいと考えています。